【100年コート】買いました。100年コートには中小企業が学ぶべき要素が詰まっている!

100年コートレビュー

三陽商会の「100年コート」を買いました


表題のとおり先日、三陽商会の「100年コート」というトレンチコートを購入しました。

このコートほんとうにいいコートなのです。

また中小企業が学ぶべきポイントが沢山あります。

今回はこの「100年コート」がもつ中小企業が学ぶべきポイントについて見ていきたいと思います。

ちなみに買ったのはコレのベージュでLサイズ

身長178、普通体型でちょっと最近太った感じでサイズはちょうどでした。


(サンヨー) SANYO <100年コート>ダブルトレンチコート三陽格子 P1A44011__ M ブラック(09)

100年コートとは

100年コートは2013年に「TIMELESS WORK.ほんとうにいいものをつくろう。」を体現するために始まったプロジェクトです。

いいものを永く、大切に使う日本人らしさを。」をコンセプトに名前のとおり親から子へ、子から孫へと100年くらい使えるをコンセプトとしています。

そのコートに時に流されない普遍を。

そのコートに時に流されない優しさを。

そのコートに時に流されない自由を

そのコートに時に流されない丁寧さを

100年愛されるものを作りたい

TIMELESS WORK

ほんとうによいものをつくろう。SANYO

いつの時代も変わらぬ価値のある、時に流されないものづくりを基本に、お客様に永く愛されるコートを目指し丁寧に作りました。

三陽商会WEBより

三陽商会は元々バーバリーとライセンス契約を結んでバーバリーの名前で商品を作って販売していました。
「バーバリーロンドン」とか「バーバリーブラックレーベル」とか「バーバリーブルーレーベル」なんかがそうですね。

そこで長年培った技術やノウハウをすべて注ぎ込んで作ったのがこの「100年コート」です。

ちなみに100年コートはバーバリーのライセンス料がないためバーバリーと比べると同じ?生地を使い、同じ人が作っているのに同様の商品で比較すれば半額くらいと比較的お財布に優しかったりします。


三陽商会のピンチから生まれた

ちなみに私は三陽商会については、昔に株を持っていた経緯もあり、(バーバリー人気の最盛期頃)過去の流れなどを含めてそれなりに詳しかったりします。

そんな三陽商会ですが、現状はビジネス上の大きな変化がありピンチな状況だったりします。

どのような変化があったかと言えば長年ライセンス契約を結んきたバーバリーとの契約が終わってしまったのです。

100年コートが誕生した2013年には売上げの半分を占めていたのがバーバリー関連だったそうですからかなり大きなインパクトといえます。

それにより前述の「バーバリーロンドン」は廃止、「バーバリーブラックレーベル」と「バーバリーブルーレーベル」はバーバリーの冠を外すことになりました。

そんなピンチから産み出されたのが今回ご紹介した「100年コート」なのです。

(100年コートは売れていますがバーバリーの売上げをカバーできるほどにはなっていません・・・)

これ他人事ではないですよ。

今の主要取引先から急に切られた場合どうするか考えたことありますか?

三陽商会の動きはそんな時の立ち回りの参考にもなるかもしれませんね。

今回は100年コート話ですから深くは掘り下げませんが、三陽商会は今まで下記のようなことをしています。

それらの効果で少し回復傾向にある感じです。

100年コートなどの立ち上げ(空いた工場の活用、技術の活用)
マッキントッシュなどとのライセンス契約(バーバリーに変わる柱の模索)
製品ラインや店舗、人員の絞り込みなど

100年コートから学ぶこと

この三陽商会の「100年コート」は中小企業が学ぶべき事例の宝庫です。

いくつか紹介しましょう。

ネーミングがわかりやすい

まず100年コートは個人的にまず惹かれたのが名前です。

商品や店舗の名前って横文字とかでカッコイイ名前を付けがちですが、本当はだれでもわかりやすく伝わりやすいこと、インパクトがあることの方が大事だったりします。

この「100年コート」はその点で言えば満点に近い名前でしょう。

私も初めは三陽商会のコートを買うとか候補にも考えていませんでしたが、

ネットで100年コートの名前を見て興味を一気に惹かれたのを覚えています。

コンセプト、ストーリー性がしっかりしている

いいものを永く、大切に使う日本人らしさを。」という親から子へ、子から孫へと100年くらい使えるというコンセプトは非常にわかりやすいですし、共感・共鳴を持つ人が多いでしょう。

また、それを証明するかのよう純国産の証であるJ クオリティー商品認証第1号を取得したり、100年コートを製造する青森のサンヨーソーイングがJクオリティー企業認証第1号を取得したりしています。

また、バーバリーを作っていた工場でそこで培った技術を活かして作っているってのもストーリー性がありますよね。

顧客との関係性を強化

100年コートという名前に恥じないような仕組みもあります。

それが3年毎の定期診断、各種メンテナンスプログラムなどを行う100年オーナープランです。

100年オーナープラン

出所:三陽商会 100年コートWEBページ

100年コートのオーナーが長いことこのコートを使えるようにメンテナンスや相談、情報発信などを行っていくそうです。

私も早速登録しました。

3年毎にオフシーズンに定期診断してくれるのとかは本当にありがたいですね。

よく顧客との関係性を強化しなさいとか顧客生涯価値を上げなさいとかいいますがその教科書的な方法とも言えます。

ストーリーの発信

いくらストーリーがあってもそれが伝わらないければ意味がありません。

その点三陽商会は動画の活用もうまいな〜って思います。

また、WEBページやブログもかなりストーリーが伝わるよい内容でした。

その他のSNSはもう少し上手く活用できそうなところはありますけどね。

動画はこちら
SANYO FACTORIES

WEBページはこちら
100年コートWEBページ

100年コートストーリーはこちら
100年コートストーリー

まとめ

今回は100年コートから中小企業が学ぶべきポイントについてみてきました。

特にコンセプト、ネーミングあたりはかなり秀逸ですし参考になる点もあると思います。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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河合正尚岐阜市の中小企業診断士・社会保険労務士

投稿者プロフィール

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)です。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ500箇所以上、15,000人以上の皆様にお話をさせて頂いております。あと秋田県でセミナーさせていただくと全国制覇です。秋田のみなさまよろしくお願いいたします。

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