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iMacでFusion Driveを使ってる方必見。Thunderbolt 3接続の外付SSDで起動すると爆速に変身するかも

現在、事務作業はiMac (Retina 5K, 27インチ, 2017) をメインに使っています。

※詳しいPC環境は以下の記事を御覧ください。

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快適に利用していたのですが、最近ちょっと不満に思っていることが・・・

それはしばらく使っていないときにエクセル、ワードなどを立ち上げるとかなり立ち上がりが遅いことです。

使いたいときにパッと使えないんですよね。

そこでその不満を解消すべく3万円程度の投資を行いました。

するとそれだけで爆速iMacに大変身したのです。

費用対効果抜群ですね。

今回は同じような悩みを持っている方向けに爆速iMacへの変身法をご紹介したいと思います。

目次

iMacが遅かった理由はFusion Drive

しばらく使っていないとエクセルやワードが遅くなる理由ははじめから分かっていました。

利用している記憶装置がFusion Drive(フュージョンドライブ)だからです。※メモリは40GBに増設済

Fusion Driveとは爆速で高額のSSDと遅いけど低価格のHDD(ハードディスク)を一つのドライブと認識することで低価格で高速を実現しようという仕組みです。

よく使うファイルはSSDに入れて高速。

そうでもないファイルはHDDに入れるなど賢くファイル管理をします。

しかし、逆に言えばしばらく使っていないとファイルはHDD側に移されてしまいますので前述のような立ち上がりがやけに遅いということが起こり得るのです。

とくに私の使っているiMacのFusion Driveが1TモデルはSSD部分がかなり少ないという仕様面の問題もありました。

システムレポートでみると28GBしかないんですよ。

これだけでは当然多くのファイルがSSDに入れませんよね・・・・

※Fusion Driveが2Tモデルだと多少多いようです。買うときによく調べてなかった私が悪いのですが

Thunderbolt 3に外付SSDをつけた結果

SSDの価格が一昔前と比較するとかなり安くなっています。

ですのでSSDに換装すればいいじゃないと思われる方も見えるかもしれません。

しかし、iMacの記憶装置は交換のハードルがかなり高いんですよ。

そもそも分解しにくい仕様・・・・

そこで私が実施したのが外付SSDをThunderbolt 3に接続してそこにOSやアプリなどを入れて起動することです。

結論から言えば

予算が許すならやったほうが良い

ということです。めちゃめちゃ快適になりました。

体感としてはPCの立ち上げ時及びアプリの立ち上げ時の速度が3分の1以下になった感じです。

普段の作業はさほど変わりませんけどね。

ただ立ち上がりが遅いというストレスから解消されただけでも投資の価値はあったと思います。

Thunderbolt 3接続が最速

外付SSDをiMacに接続する方法はいろいろパターンがあります。

その中で最速はThunderbolt 3に接続するパターンです。

2017年以降に発売されているiMacには接続端子がThunderbolt 3(USB-C)が2つ、USBーAが4つ装備されています。

端子の形だけかと思っている方も多いですが、実は速度もぜんぜん違うんです。

規格名最大速度端子
USB3.2(gen1)5gb/sUSB-A
USB3.2(gen2)10gb/sUSB-A
USB3.2(gen2✕2)20gb/sUSB-C
Thunderbolt 340gb/sUSB-C
USB規格ごとの最大速度

USB3.2(gen1)だと最大速度は5gb/sしかでませんが、Thunderbolt 3だと40gb/sでるのです。

いくら速いSSDをつけてもUSB-Aに接続してしまうと宝の持ち腐れとなってしまうんですよ。

USB3.2(gen1)とThunderbolt 3では単純計算で8倍も違うんですよ・・・

また、USB-Cの接続でも接続するものがThunderbolt 3対応でなかったり、ケーブルがThunderbolt 3用でないとそのポテンシャルを発揮できないという罠もあります。

ただし、Thunderbolt 3はまだApple製のパソコン以外ではそれほど一般的でありませんので普及がそれほど進んでいません。

そのため、少し割高となっているんですね。

コストパフォーマンス重視ならUSB3.2(gen2✕2)やUSB3.2(gen2)対応のSSDでもそれなりの効果はでると思われます。

市販品を買う

Thunderbolt 3に外付SSDを取り付けるといってもやり方はいくつかあります。

一番簡単なのは市販のThunderbolt 3用外付SSDを購入することです。

これを購入して接続して後述する手順を踏めばそれだけで使えます。

お手軽に爆速にできる方法ですね。

ただし、前述したようにThunderbolt 3対応のSSDは数が売れないためなのかかなり高めの値段設定となっています。

その分、手間暇は一番少なくて済みますのでお金に糸目をつけない方はこの方法が一番シンプルでしょう。

外付SSDを組み合わせて作る

もう一つの方法はPC内蔵用のSSDとSSDケースを組み合わせて外付SSDを作る方法です。

私はこの方法で3万円程度で1TのThunderbolt 3接続のSSDを作ることができました

市販品だと1TのThunderbolt 3は6万円くらいですので半額程度とかなり安く済みます。

ただし、自作をする場合にはいくつか注意点もありますのでご紹介しましょう。

SSDはM.2を選ぼう。

まず知っておきたいのが内蔵用のSSDも規格や接続の種類があることです。

現在主流となっているのが、転送速度が早く、小型のM.2という規格です。

Thunderbolt 3を活かして外付SSDにするならM.2を選択しましょう。

M.2もサイズが2242、2260、2280といくつかありますが、一般的に流通しているのは2280です。

選択肢も多いですから2280を選びましょう。

ちなみに内蔵用SSDには他にも2.5インチやmSATAという規格があります。

PCIe3.0×4/NVMe接続を選ぼう

また、M.2の中でも規格が大きく2つに分かれています。

M.2の規格はPCIe3.0✕4/NVMe接続とSATA3.0の2つがあります。

速いのはPCIe3.0✕4/NVMe接続です。

Thunderbolt 3の力を活かすならPCIe3.0✕4/NVMe接続を選択しましょう。

PCIe3.0✕4/NVMe接続は理論上40gb/sとThunderbolt 3と同等の速度が出せる規格です。

また、PCIe3.0✕4/NVMeといっても商品ごとに読込最大、書込最大は違いますからそのあたりは確認しておきたいところ。

基本的に読込最大、書込最大が上がれば上がるほど価格も高くなる傾向にあります。

なお、PCIe3.0✕4/NVMeは差込口の形状がM keyとなっています。

ちなみに私が購入したのは以下の商品です。

PCIe3.0✕4/NVMeですね

PCIe3.0✕4/NVMeのデメリット

PCIe3.0✕4/NVMe接続は速いですが、価格は高いことと発熱量が大きいというデメリットがあります。

その点は知っておきたいところ。

特に発熱量はちょっとした対策も必要かもしれません。詳しくは後述しますが、簡単な対策で発熱量は抑えられます。

コストパフォーマンス重視ならSATA3.0も

また、コストパフォーマンス重視ならSATA3.0もありです。

記憶装置の速度が多少あがったところで体感は変わらないことも多いですからね。

ちなみにSATA3.0は6gb/sが上限となります。

Thunderbolt 3の力を活かせませんので、SATA3.0のSSDを使う場合はSSDケースも安価のUSB3.2接続のものにしておきましょう。

Thunderbolt 3対応SSDケース

次に選ぶのがThunderbolt 3対応ケースです。

アマゾンでThunderbolt 3 SSDケースと検索すればいくつかでてくると思います。

あまり選択肢は多くありませんが・・・

必ずThunderbolt 3、M.2、M key、PCIe3.0✕4/NVMe、2280対応しているのかを確認しましょう。

ちなみに私は下記のORICOのケースを買いました。

組み立てはドライバーがついてきますのでSSDを差してネジ回して耐熱ゴムを貼るだけとかなり簡単でしたね。

差し込み方向も間違えようがないのでここで躓くケースはすくないと思います。

耐熱ゴムがついてますので熱対策も他のケースよりはできそうな形をしています。

Thunderbolt 3ケーブルも付属していました。

外付けSSDでiMacを起動する

次に外付SSDからiMacを起動する方法を見ていきましょう。

時間はかなり掛かりますが、方法自体は難しくありません。

フォーマット

まずは外付SSDをiMacと接続します。すると

セットしたディスクは、このコンピュータで読み取れないディスクでした

との注意がでます。

初期化ボタンを押すとディスクユーティリティの画面になりますのでフォーマットを行います。

いろいろなフォーマットの種類を選べますが、SSDにMacOSを入れると自動でAPFS になってしまうようですので素直にAPFS を選んでおきましょう。

ちなみに私は初期はジャーナリングを選んでましたが、MacOSを入れたら自動でAPFS変換されてました。

フォーマットは一瞬で終わります。

フォーマットが終われば外部SSDとして利用が可能です。

MacOSをインストール

次にフォーマットした外付SSDにMacOSを入れていきます。

最新のOSならAppストア経由でダウンロードが可能です。

ダウンロードしたらインストール先を接続して外付SSDを選択します。

大体30分くらいでインストールが完了しました。

あとは通常の初期設定を行います。

なお、現在のFusion Driveの内容をそのまま外付SSDに入れる場合は以下の操作を行います。

Fusion Driveの環境をそのまま外付SSDへ入れる

Fusion Driveの内容をそのまま外付SSDに入れてあげることも可能です。

そうすれば外付SSDの速度で今までとまったく同じ環境を作ることが可能です。

なお、前提としてFusion DriveをTime Machineでバックアップを取っていることが必要。

バックアップから復元してあげる形ですね。

初期設定で

このMacに情報を転送

という画面に来たらTime Machineからの転送を選択します。

あとは転送するデータをTime Machineから選択します。

全部をチェック選択すればFusion Driveのときの環境をそのまま復元することが可能です。

なお、この作業はかなり時間が掛かりますので時間に余裕があるときにやりましょう。

私の場合は500Gくらいで4時間との表示でした。

実際どれだけ掛かったのかはわかりませんが、外出前に設定をしておいたら半日後に帰ってきたときには終わっていた感じでしたね。

これが終われば無事外付SSDから起動できるように。

Fusion Driveのデータを消す

Fusion Driveには外付SSDと全く同じ環境が残っています。

同じアプリやファイルとかあるとややこしいことになりかねませんし、Fusion Driveに入っているデータは消してしまうのもおすすめです。

なお、消す前に念の為Time Machineはとっておきましょうね。

Fusion Driveはファイルなど重くないものをいれる用途などに使うとよいでしょう。

私はTime Machineを外付けHDDでやっていましたので、それをFusion Driveにしましたね。

熱対策

実際使ってみるとたしかにかなり外付SSDは熱を帯びます。

触れるギリギリくらいでしょうか、かなりの熱です。

そこでかなり簡単な対策をとってみました。

すると触っても冷たいくらいまで温度を下げることに成功。

やったのは上記のファンの一つをSSDの上においただけです。

弱にしておけば音もまったく気になりません。

弱だとほとんど風がでているのかわからない程度ですが、それでも冷却効果は絶大でした。

熱を持つとどうしてもパフォーマンスが悪くなりがちですし、寿命も早くなるという話もありますから対策しておくのが良いでしょう。

ちなみに上記の商品はファンが2個付きなので1つはすぐ熱くなるiMacの背中に向けて風を当ててます。

効果があるかわかりませんが・・・多少発熱量が下がっている気もします。

まとめ

今回は「iMacでFusion Driveを使ってる方必見。Thunderbolt 3に外付SSD接続して起動すると爆速に変身するかも」と題してThunderbolt 3に外付SSD接続してimacを爆速にした話をみてきました。

費用対効果は抜群ですのでiMacでFusion Driveを使っている人は検討してみてくださいね。

なお、本記事に書いたように外付SSDを自作する場合は以下の点にご注意ください。

SSDはPCIe3.0✕4/NVMe、M.2、M key、2280を選択

SSDケースはThunderbolt 3対応品を選択

ケーブルもThunderbolt 3対応品を使う

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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