今まで自宅の監視カメラとして「SwitchBotの屋外カメラ」を使っていました。
それなりに満足していたのですが、購入後約2年で故障。
修理もできないとのことで「Anker Eufy SoloCam S340」に乗り換えました。
想像以上によかったので、同じく監視カメラで悩んでいる方向けにレビュー記事を書きたいと思います。
SwitchBot屋外カメラレビュー。2年使って感じた課題
まずは比較対象となる「SwitchBotの屋外カメラ」のレビュー及び課題から見ておきましょう。
概ね満足していたのですが、ちょっと気になる点もあったんですよ。
ソーラーで充電。工事いらず
まず、良かった点から見ておきましょう。
ソーラーパネル(太陽光)で充電をして利用するので、電気工事不要だったのが良かったです。
私は2024年に第二種電気工事士の試験は取っていますが、その当時はまだ取ってませんでしたしね。

2年のうち一度だけ充電不足になってしまうことがありましたが、(ずっと天気が悪かった)それ以外は太陽光のみの運用が実現できていました。
録画の画質など機能は備わっていたのでその部分も満足していました。
2年足らずで故障。修理もできず
次に問題点をみていきましょう。
最大の問題点は2年程度で故障してしまったことです。
電源も入らなくなっているので、サポートに連絡を取ったところ
故障です。買い替えてください。修理もできません
という驚きの対応でした。
公式かAmazonで買うなら15%オフのチケットプレゼントするよ。
とは言われましたが・・・
定期的にオフラインになる
これはこの機種の問題なのか、Wi-Fiの問題なのかわかりませんが、定期的にオフラインになってしまうのも気になりました。
防犯でつけているのに録画されなくなるのは意味ありませんからね。
今のところ、「Anker Eufy SoloCam S340」では起きていないので、この機種の問題だった気がします。
動体検知のタイムラグが気になる
また、SwitchBot屋外カメラはバッテリー駆動式のため、省電力のために普段はスリープ状態になっています。
動きを検知してから起動し、録画を開始するという仕組みです。
この設計自体は理にかなっているのですが、実際に使ってみると、起動までのタイムラグが気になることがありました。
例えば配達員の方が小走りでやってくると
後ろ姿しか映っていない
ということも珍しくありません。
防犯カメラの本質は「証拠映像の確保」にあるわけですから、肝心な瞬間を撮り逃す可能性があるのは不安要素でした。
誤検知も
また、通知が来て録画されているのに
誰も映っていない
という現象が頻繁に発生していました。
これも地味に困りましたね。
動体検知のタイムラグによるものなのか、風などによる樹木の影の動きを誤検知したのでしょうか・・・
カメラ固定位置の自由度に限界がある
また、SwitchBot屋外カメラは固定式のカメラです。
一度設置すれば、その方向しか監視できません。
玄関前と駐車場の両方を見たい場合は複数台のカメラが必要になります。
もちろん複数台設置すれば解決する話ではあるのですが、カメラが増えるほど初期費用もかさみますし、アプリで複数のカメラを管理する手間も増えます。
一台で広範囲をカバーできるカメラがあれば、コスト面でも管理面でも効率的だと考えていました。
Anker Eufy SoloCam S340を選んだ決め手
次に「Anker Eufy SoloCam S340」を選んだ決めてを見ていきましょう。
360°パンチルトとAI追尾で死角をなくせる
Anker Eufy SoloCam S340の最大の特徴は、水平方向360°、垂直方向70°の首振り機能(パンチルト)です。
これにより、一台のカメラで広範囲をカバーできます。
さらに注目すべきはAI追尾機能(モーショントラッキング)です。
指定範囲に人や動物が侵入すると、AIが即座に検知してカメラが自動的に対象を追いかけます。
固定式カメラのように撮影範囲外に出たら終わりということがなく、対象が敷地内を移動しても追従し続けるため、証拠映像を確実に残せます。
ここが「SwitchBotの屋外カメラ」と一番大きな違いかもしれません。
実際に使ってみると、この追尾機能は想像以上にスムーズでした。
人の動き程度であれば追尾のズレはほとんどなく、被写体からカメラを見ると「見られている」という感覚が強いため、抑止力としても効果的だと感じます。
デュアルレンズで遠くの詳細も鮮明に記録
Eufy SoloCam S340は、広角3Kレンズと望遠2Kレンズを組み合わせたデュアルカメラ構成を採用しています。
広角レンズで全体を捉えつつ、望遠レンズで細部を確認できるという仕組みです。
最大8倍のハイブリッドズームに対応しているため、遠くに停まっている車のナンバープレートや、玄関先に立つ人物の顔まで鮮明に記録できます。
防犯カメラとして最も重要な「誰が来たのかを特定できる映像」を残すという点で、非常に心強いスペックです。
ソーラーパネル一体型で充電の手間がほぼゼロ
Eufy SoloCam S340には大型のソーラーパネルが一体化されています。
公式によれば「日照2時間でフル充電を維持可能」とのことで、実際に南向きの場所に設置して使ってみると、バッテリー残量は常時90%以上を維持しています。
10,000mAhの大容量バッテリーを内蔵しているため、たとえ天候が悪い日が続いてもすぐにバッテリー切れになる心配はありません。
ソーラーパネルとカメラ本体が一体になっているおかげで配線が少なく、設置もすっきりとまとまります。
なお、日当たりが悪い場所に設置する場合は、付属の3m延長ケーブルを使ってソーラーパネルだけを日当たりの良い場所に分離設置することも可能です。
この柔軟性は、設置場所の選択肢を大きく広げてくれます。
このあたりは「SwitchBotの屋外カメラ」も同様でしたけどね。
月額費用が不要なローカルストレージ方式
Anker防犯カメラの魅力のもう一つは、月額費用がかからないことです。
録画データは本体内蔵の8GBストレージに保存され、クラウドサービスへの加入は必要ありません。
SwitchBotも同様にSDカードでのローカル保存に対応していますが、eufy S340の場合は本体内蔵ストレージがあるため、別途SDカードを購入する必要がありません。
ちなみにSwitchBotで使ってたSDカードは一度故障して交換しています。
外においているので仕方ない部分もありますが、どうしても耐久性に問題のあるSDカードだとその手のリスクはつきものです。
ちなみに本体内蔵8GBあれば、動体検知型の録画で約1か月分のデータを保存できます。
より長期間の保存や複数カメラのデータ一元管理が必要であれば、別売りのEufy HomeBase S380を追加することで最大16TBまでストレージを拡張できます。
ただし、一般家庭での防犯用途であれば、本体内蔵ストレージだけでも十分という印象です。
Anker Eufy SoloCam S340レビュー
ここからは実際に使ってみての感想です。
画質がよい+ズームが最高
防犯カメラの通知って、最初は全部見ますが、だんだん見なくなりがちです。
理由は簡単で、「見ても判断できない通知」が混ざるから。
S340はデュアルレンズ+ズームの余地があるので、“見たら判断できる確率”が上がり、通知が死ににくいです。
Anker Eufy SoloCam S340はその点の満足度はかなり高いですね。
SwitchBot屋外カメラが300万画素(3MP)であるのに対し、Eufy SoloCam S340は広角3K+望遠2Kのデュアルレンズを採用しています。
ズーム性能でもEufy S340は8倍に対応しており、詳細な映像を求めるならEufy S340に軍配が上がります。
後ろ姿しか映っていないが皆無
屋外の死角は、事件が起きた後に気づきます。
つまり、後悔の発生源です。
S340は可動+追尾の設計なので、その不安をかなり解消してくれます。
今のところ、「SwitchBotの屋外カメラ」の課題に挙げた「後ろ姿しか映っていないと」とか、「誰も映ってない」という現象は起こっていません。
「SwitchBotの屋外カメラ」にはない首振り機能が効いているのでしょうか。
検知能力も高い気がします。
サブスク不要のローカル保存は、精神衛生にも効く
“月額”があるだけで、防犯カメラは「コストが気になって使い方を制限する」方向に寄ります。
「SwitchBotの屋外カメラ」の後釜で当初考えたのは「Google Nest Cam 」でした。
しかし、こちらは基本的にサブスクが必要なのと、私が現在加入しているGoogleWorkspaceとはまた別途契約が必要なのでなんだかな・・ってことで候補から外したんですよ。
その点サブスクが必要ないAnker Eufy SoloCam S340は良かったですね。
バッテリーとソーラーは問題なし
また、バッテリーとソーラーも問題ありません。
まだ一度も手動充電を行っていないんですよ。
ソーラーパネルによる充電だけでバッテリー残量は常に90%以上をキープできているようです。
このあたりは「SwitchBotの屋外カメラ」でも実現はできていたので互角ですが。
バッテリー容量はSwitchBotが10,000mAh、Eufy S340も10,000mAhと同等ですね。
ソーラーパネルもどちらも3wで互角です。
ちなみにAnker Eufy SoloCam S340の後継機S4は5wで充電性能がさらに上がっていますね。
気になった点等
それほどありませんが、気になった点なども書いておきましょう。
常時録画はできない
Eufy SoloCam S340は動体検知型のカメラであり、常時録画には対応していません。
バッテリー駆動を前提とした設計上、常時録画を行うとすぐにバッテリーが尽きてしまうためです。
バッテリー+ソーラー運用の機種の宿命ですね。
「SwitchBotの屋外カメラ」でも同様でした。
常時録画が必要な場合は、電源ケーブルを引いて常時給電するか、別途常時録画に対応したカメラを選ぶ必要があります。
ただし、動体検知の精度が高いため、自宅の防犯目的であれば常時録画は必須ではないというのが私の実感です。
5GHz帯のWi-Fiには非対応
Eufy SoloCam S340は2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応しています。
最近の高速Wi-Fiルーターは5GHz帯がメインになっていることも多いため、設置前に2.4GHz帯の電波状況を確認しておく必要があります。
2.4GHz帯は壁などの障害物に比較的強い電波帯ですが、電子レンジなど他の家電と干渉する可能性もあります。
本体盗難のリスク
Eufy SoloCam S340は壁固定の土台にカチッと差し込むタイプで、指でポッチを押すと簡単に取り外せてしまいます。
本体には8GBのストレージが内蔵されているため、カメラごと盗まれると証拠映像も一緒に失われることになります。
手が届きにくい高い位置に設置したり、別売りのEufy HomeBase S380を導入してデータを家の中に保存しておくのが良いでしょうね。
耐久性は未知数
「SwitchBotの屋外カメラ」も最大の問題だったのは2年足らずで故障してしまったこと。
この部分についてはまだ未知数です。
外に設置する商品ですからある程度寿命は短くなるのはしかないんでしょうけどね。
ソーラーパネルの関係で屋根のあるところに設置するのも微妙なので、難しいところではあります。
Anker Eufy SoloCam S340の設置方法(雨樋)
うちの場合は雨樋(縦樋)に設置しました。
実際につけてわかったポイントもご紹介しておきましょう。
なぜ雨樋設置がおすすめなのか
防犯カメラの設置で多くの人が悩むのが「壁に穴を開けたくない」という問題です。
持ち家であっても外壁に穴を開けることには抵抗がありますし、賃貸住宅であれば原状回復の観点からも避けたいところでしょう。
そこでおすすめしたいのが、雨樋(あまどい)への取り付けです。
雨樋は住宅の外周に縦に伸びているため、玄関周りや駐車場付近に設置しやすい位置にあることが多いです
雨樋に取り付けるのに必要な部材
雨樋に取り付ける場合は、別途部材が必要です。
壁などにつける部材しかついてないんですよ。
なお、Anker Eufy SoloCam S340などのシリーズ専用のポールや雨樋に設置ができる取り付け金具が販売されています。(セット商品もあり)
私はこちらを購入しました。
しかし、これは扱いがちょっと難しいです。
かなりステンレスバンドが硬いので高い位置に設置するのは苦労しましたね笑
専用品なので穴あけなどしなくても使えるのは利点ですけどね。
他にもいろいろな中国メーカーが汎用品を出していますし、未来工業などが業務用の取付部材を出していますので、そちらを選ぶのも良いでしょう。
設置時の注意点
雨樋への設置にはいくつかの注意点があります。
まず、雨樋自体が老朽化していないか確認しましょう。
古くなった雨樋はプラスチックが劣化していることがあり、カメラの重さ(約1200g)に耐えられない可能性があります。
また、Eufy SoloCam S340は首振り動作を行うため、ブラケットがしっかり固定されていないと映像がブレる原因になります。
首振り時の振動で雨樋自体が揺れると、動体検知の精度も低下してしまいます。
ステンレスバンドで固定する際は、しっかりと締め付けることが大切です。
ステンレスバンドを使う場合は雨樋に傷がつかないようにする工夫もしたいところ。
私はステンレスバンドと雨樋の間にこちらを挟んで傷の防止をしておきました。
Wi-Fi電波の届き具合も事前に確認しておきましょう。
Eufy SoloCam S340は2.4GHz帯のWi-Fiのみ対応しているため、設置場所でスマートフォンの2.4GHz帯Wi-Fiが受信できるか確認することをおすすめします。
電波が弱い場合は、前述のEufy HomeBase S380(Wi-Fi中継機を兼ねる)の導入を検討してください。
まとめ
SwitchBot屋外カメラも決して悪い製品ではありませんが、私の環境では2年で故障するなどいくつかの課題がありました。
Anker Eufy SoloCam S340に乗り換えたことで、360°追尾による撮り逃しの減少、デュアルレンズによる詳細な映像、ソーラー充電による手間の軽減など、多くのメリットを享受できています。
雨樋への設置であれば壁に穴を開ける必要もなく、工事業者に依頼せず自分で取り付けられます。
防犯対策の第一歩として、ぜひ検討してみてください。
防犯カメラがあることで犯罪の抑止力になるだけでなく、置き配の確認や来訪者の記録など、日常的にも便利に活用できます。
自分の身は自分で守る時代、ドライブレコーダーと同様に防犯カメラも必須のアイテムになりつつあるのではないでしょうか。

