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KUSANAGIのWEXALがすごい。アドセンス有りでもGoogleスピードのモバイルで90点超え

今年のはじめからWordPressサイトのモバイル表示が速くなるという「WEXAL® Page Speed Technology」がConoha VPSで使えるようになりました。

KUSANGI上に導入することでブラウザからのHTTPリクエスト、サーバでの動的処理、HTTPレスポンス、レンダリングといったWeb表示のすべてのステップで高速化できるのです。

この手の高速化はプラグインなどでもある程度は可能ですが最適な設定にするのはかなり大変・・・

しかし、WEXALには高速化プラグインも一切不要でAI(David)が自動で最速、最適な設定にしてくれる機能までついているんですよ。

実際に導入して凄さを実感できましたので今回はデメリット部分も含めてWEXALをご紹介したいと思います。

なお、WEXALを使うにはKUSANAGIという仕組みの導入が必要です。

KUSANAGIってなに??って方はまずはこちらの記事からご覧ください。

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目次

WEXALとは

WEXALとは

出所:プライム・ストラテジー株式会社 WEXALより

WEXALとは正式名称を「WEXAL® Page Speed Technology」といいKUSANAGIのプライム・ストラテジー株式会社が開発・提供する、Webシステムのための「高速化エンジン」です。

KUSANAGI上に導入することでブラウザからのHTTPリクエスト、サーバでの動的処理、HTTPレスポンス、レンダリングといったWeb表示のすべてのステップで高速化されます。

特に注目すべきなのはWebシステムのソースコードに一切の改変を加えずに高速化を実現すること、AIで最適な高速化戦略を立案できることでしょう。

ソースコードを改変しませんので不具合が生じたらオフにすれば今までどうりですし、ややこしい設定をAIがやってくれるので楽ちんなんですよ。

WEXALを導入すると特にGoogleスピード(PageSpeed Insights)のモバイルスコアが大きく改善することができます。

PST Manager登場で敷居が低く

WEXALの凄さは私も実験サイトに実際に導入して実感していました。

アドセンス有りでもGoogleスピードのモバイルで90点超えるのです。(通常、Googleスピードの点数はアドセンスやアフィリエイトリンクが入った瞬間に激落ち)

しかし、メインで運用しているサイトなどにWEXAL(AIで自動設定)を適用するとテーマ固有の機能や一部画像がうまく表示できないなど不具合が複数生じて導入を見送っていました。

AIを使わずマニュアルで調整すれば問題ないのでしょうが面倒で後回しにしていたんですよ。

しかし、先日「 WEXAL® PST Manager」なるブラウザ上からWEXALの設定を行うことができる専用の管理画面が登場したのです。(今まではコマンドで設定をする必要がありました。)

PST Managerの登場により設定もかなり簡単に行えるようになりましたので再度メインサイトでWEXAL導入に挑戦してみました。

結論から言えば大成功

アドセンスやアフィリエイトがある記事でもGoogleスピードのモバイルで90点超え、他のスピードチェックでも軒並み成績が良くなっています。

ちなみにバージョンが変わったからなのか、当初あった一部画像などがうまく表示できないなどの不具合部分は解消していました。テーマ固有機能が動かない部分は変わらず発生しましたのでこちらで微調整。


WEXAL導入までの流れ

WEXALを導入するにはまず、KUSANAGIを入れます。

KUSANAGIは通常のレンタルサーバーでは動きませんのでVPSなどを契約する必要があります。

私は簡単KUSANAGIというKUSANAGIが導入しやすい仕組みがあるconoha VPSで導入しています。他にも有名所ではさくらVPSなどでも動作しますね。

KUSANAGI Premium Editionを導入

VPSを契約してKUSANAGIを導入すればすぐに使えるわけではありません。

WEXALを利用するにはKUSANAGIのエディションをPremium Editionにする必要があります。
ちなみにKUSANAGIには以下の3つエディションがあります。

  • 無償版
  • Business Edition
  • Premium Edition

このうちWEXALが使えるのはPremium Editionのみとなります。

KUSANAGIのライセンス

KUSANAGIのPremium Editionを使うためにはライセンスをアップグレードする必要があります。

KUSANAGIのライセンスは以下の3種類

KUSANAGIスタンダードライセンス(有償)

KUSANAGIデベロッパーライセンス(無償、本番環境不可)

KUSANAGIパーソナルライセンス(無償)

本番環境で使うにはKUSANAGIスタンダードライセンスもしくはKUSANAGIパーソナルライセンスを利用する必要があります。

ちなみにKUSANAGIスタンダードライセンスは法人用のライセンスで有償。価格はCPUコア数などで変動し最低価格は1ヶ月3,000円となっています。

KUSANAGIパーソナルライセンスは個人用のライセンスで無償。

KUSANAGIデベロッパーライセンスは本番環境で利用できないライセンスで無償となります。

つまり、WEXALを使うには法人は有償個人は無償ということになります。

 PST Managerを導入

KUSANAG PIremium Editionを導入までできればあとはいくつかの手順でWEXALが利用できるようになります。

PST管理画面を表示するためのポート開放

まずはPST管理画面を表示するためのポート開放を行います。

ファイアーウォールなどの設定で指定のポートを開放します。

初期設定

初期設定等を行います。

詳しくはこちらをご覧ください。

>>PSTの設定

PST Managerで設定

初期設定まで済めば下記のようにPST Managerにログイン出来るようになります。

PST設定画面

WEXAL® Page Speed Technology Statusのスイッチをオンにすれば有効化されます。

簡単ですよね。

モードは4種類あります。

画像最適化モード

AI自動戦略モード [ 制限付き ]

AI自動戦略モード

マニュアルモード(デフォルト)

画像最適化モードはリソース( 画像、HTML、CSS、JavaScript )の最適化を行うモード。

AI自動戦略モード [ 制限付き ]はエンゲージメントに応じて運用をかえるengagement delayの設定を除いてAIが自動的に設定を行うモードです。

AI自動戦略モードはすべてAIが自動的に設定を行うモード。

マニュアルは手動で設定をするモードとなります。

また、最適化から除外するコンテンツなどを指定することが可能です。


WEXALの効果

それでは実際にWEXALを導入したことでどういう効果があったのかを見ていきましょう。

また、デメリットもありましたのでそちらも触れておきます。

ちなみにWEXALを導入するにあたって高速化関連のプラグインはすべて停止しています。

Googleスピードのモバイル成績

まずはメインのGoogleスピードのモバイルの成績です。

今回WEXALを導入したサイトのトップページは元々アドセンス等の広告を張っていませんのでモバイルで92点、パソコンで99点前後となっています。

そのため、WEXALを導入しても変わりませんでした。

大きく変わったのはアドセンス等の広告を張っているページです。

分かりやすいようにアドセンス、アフィリエイト広告がてんこ盛りの記事で比較してみましょう。

アドセンス・アフィリエイトあり記事のWEXAL導入前のモバイル

WEXAL導入前
Googleスピードのモバイルの点数はアドセンスなどの第三者コードを入れた瞬間に大きく下がります。

今回確認したアドセンス、アフィリエイトてんこ盛りの記事ではGoogleスピードのモバイルで36点とかなり厳しい結果です。

いくら速いテーマを使おうが高速化プラグインを使おうがアドセンスやアフィリエイトを使うとモバイルの点数を上げるのは難しいんですよ。(裏技的な方法を使えばある程度点数を上げることも可能ですが・・・アドセンスの計測などに問題が生じる可能性やGoogleが問題にする可能性もありますので利用していません)

ちなみにこの記事パソコンの方では90点台です。

アドセンス・アフィリエイトあり記事のWEXAL導入後のモバイル

WEXAL導入後

WEXALを入れたことで一気に改善。90点となりました。WEXALをオンにしただけです。

大きく変わったのが「第三者コードの影響を抑えてください」。

WEXALの導入前は第三者コードによってメインスレッドが 2,320 ミリ秒間ブロックされているとでていましたが、導入後は10 ミリ秒間ブロックと2,310ミリ秒改善しています。

パソコンの方の点数は同じでした。

最近はモバイル利用者が多いこともあり、WEXALの導入によりアナリティクスの「サイトの速度」の平均読み込み時間等も平均して1秒近く少なくなりましたね。

Pingdomの速度

Googleスピード以外の速度チェックでも改善が見られました。

実際の速度が図れるPingdomでは以下です。

WEXAL導入前

WEXAL導入前pigdom元々高速化プラグインなどで高速設定をしていましたので1秒は切っています。

WEXAL導入後

WEXAL導入後pigdom

WEXALを導入。高速化プラグインを停止したことでPerformance gradeは少し下がってしまいましたが、肝心のLoad timeは278ms速くなっていますね。

WEXALのデメリット

かなり速度改善が見込めるWEXALですが、デメリットもあります。

それはCPU、メモリなどの消費が大きいことです。

AIがコンテンツの変化に応じて最適化したりしますからある程度は仕方ないでしょうけどね。

下記グラフはCPUの利用ですが、急激に上がっているのがわかると思います。

現時点ではまだ余裕がありますが、バズったときがちょっと心配な感じです。

そのため、当初は現在見ていただいているサイトもそろそろKUSANAGI+WEXAL環境に移そうと思っていましたがちょっと躊躇しちゃっています。

もう少し様子見ですね・・・

今は「AI自動戦略モード」を利用していますが、制限モードなど他のモードにするとか、除外設定をすればもう少し負担は抑えられると思います。

WEXALでのCPU利用増加

まとめ

今回は「KUSANAGIのWEXALがすごい。アドセンス有りでもGoogleスピードのモバイルで90点超え」と題してWEXALについてみてきました。

最近は特にモバイル利用時の速度は重要となっています。

実際に速度が遅いだけでこれだけの差が出るとGoogleの調査の結果がでていますね。

●1秒だった表示速度が3秒になった場合、直帰率が32%高くなる
●1秒だった表示速度が5秒になった場合、直帰率が90%高くなる
●1秒だった表示速度が6秒になった場合、直帰率が106%高くなる
●1秒だった表示速度が10秒になった場合、直帰率が123%高くなる

直帰率だけでなくその他指標も悪化しますのでSEOなどへの影響も当然出てくるでしょう。

モバイル時のWEBサイトの速度を改善したいという方はKUSANAGI+WEXALの導入を検討してみてはいかがでしょうか?

いきなり導入するのは怖いという方はConoha VPSで実験してみるのがおすすめです。

CONOHA VPSは1時間単位課金なんですよ。

詳しくは下記公式ページを御覧ください。

最後まで読んでいただいてありがとうざいます。

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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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