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全ウェブサイト運営者はチェック必須。【target=”_blank”】の使用には注意が必要

2020 5/05
全ウェブサイト運営者はチェック必須。【target="_blank"】の使用には注意が必要

ネット界隈、特にアフィリエイトサイト作成者の中で騒ぎになっていることがあります。

それはリンクを貼る際に「target=”_blank”」というHTMLタグをつけているとちょっと問題が発生する可能性があるということです。

「target=”_blank”」はかなりよく使われていますし、この問題はアフィリエイトサイトだけの話ではありません。

全てのWEBサイトに関係があります。

今回は「target=”_blank”」の問題について解説したいと思います。

目次

target=”_blank”とは何か

まずは今回の話の前提となる「target=”_blank”」について解説をしておきましょう。

これはWEBサイトを構築する際に使われるHTMLタグの一種です。

リンクを貼る際に使用されます。

<a href=”https://kawai-smec.com/”>河合中小企業診断士・社会保険労務士事務所</a>

通常のリンクを貼る際のHTMLタグは上記のようになります。

この場合、リンクをクリックするとリンク先のアドレスにそのまま飛んでいきます。

<a href=”https://kawai-smec.com/” target=”_blank”>河合中小企業診断士・社会保険労務士事務所</a>

しかし、上記のように「target=”_blank”」をHTMLタグに追加しておくと、そのリンク先は新規ウィンドウが開いてそちらに表示されるようになります。

興味のある方は下記リンクの動きの違いを確認してみてください。

つまり、「target=”_blank”」があると訪問者を自分のサイトにキープしたままリンク先に送ることが出来るんですよね。

ですから多くのWEBページで使われています。

ちなみにワードプレスや多くのブログサイトなどではリンクを指定するときに「リンクを新しいタブで開く」をチェックを入れると自動「target=”_blank”」が追加されるようになっています。


target=”_blank”の何が問題なのか

それでは「target=”_blank”」の何が問題なのでしょうか。

それはブラウザのセキュリティ強化の影響で「target=”_blank”」による新規ウインドウを開く挙動がうまく行かないケースが散見されているようなのです。

実はそもそも「target=”_blank”」はセキュリティ面で脆弱性が指摘されており、問題あるところがあるんですね。

リンク先のページに悪意があるとでフィッシング詐欺に利用されたり、ウイルスを仕込ませるなんてこともできてしまうのです。

そのためブラウザのセキュリティ強化で対策ができていない場合は開かなくしている場合があり、スマートフォンでその現象が多く発生しているとのこと。

特にAndroidでセキュリティが強化されたブラウザをアップデートしている場合に起こっているようです。

最近はスマートフォンのアクセス比率が日に日に高まっていますので、アフィリエイトサイトなんかでは致命傷となりかねない大きな問題です。

リンクをクリックしても反応が無ければ報酬なんて発生しようがありませんからね。

アフィリエイトサイトでなくてもリンクを押してもうまく動かないのはかなり大きな問題です。

また、セキュリティで問題がありますので悪用される可能性があります

つまり、全ウェブサイト運営者はなんだかの対策を取る必要があるってことです。

ちなみに私が保有しているiPhoneXsや旧型の Androidでブラウザを変えて色々実験したところ問題は発生しませんでしたので、全てのスマートフォンやブラウザで発生するわけではないようですが・・・

target=”_blank”問題の対策方法

それではtarget=”_blank”問題の対策はどうすればよいのでしょうか?

これは大きく分けて2つのやり方が考えられます。


target=”_blank”を消す

一番簡単なのは単純にそもそも「target=”_blank”」を入れなければよいということです。

すでにtarget=”_blank”があるならばそれを削除するだけです。

簡単ですね。

ただし、これはデメリットも考えられます。

それはSEO上の問題です。

「target=”_blank”」がない状態でリンクをたどれば他のページに行ってしまうことになります。

「target=”_blank”」があれば自分のページは維持したまま、他のページも見に行くことになります。

ですから滞在時間離脱率といった指標的には後者の「target=”_blank”」がある方がよいのです。

そのため間接的ではありますが、「target=”_blank”」を外すとSEO上になんらかの影響が出てくる可能性も否定できません

target=”_blank”を残し、rel=”noopener”を追加する

もう一つの方法は「target=”_blank”」に「rel=”noopener”」を追加するということです。

「rel=”noopener”」とは「target=”_blank”」のセキュリティ上の問題対策でつけるものです。

こんな感じですね。

<a href=”https://kawai-smec.com” target=”_blank” rel=”noopener”>河合中小企業診断士・社会保険労務士事務所</a>

これがあるとフィッシング詐欺などに利用できなくなります。

ただし、これもデメリットが考えれます。

それは自分のサイトに簡単に戻りにくいということです。

「target=”_blank”」なく直接リンクサイトが開く場合には自サイトに戻るボタンで簡単にもどれます。

しかし、別画面で開いている場合にはタブを切り替えないとみれないのです。

スマホで複数の画面を切り替えるのは面倒ですから見てもらえない可能性が高いんですね。

この辺りはデメリットになりますね。

また、スマホでたくさんのタブを開くと重くなりがちですからその辺りもデメリットでしょう。

ちなみにワードプレスはバージョン4.7.4以降は自動で「rel=”noopener”」が付与されています

他のWEBサイトやブログサイトなどは自動では付きませんので自分で対策を取る必要があります。

ASPでも対応が分かれる

ちなみにアフィリエイトの会社(ASP)もこの対応に追われているようですが、方針が真っ二つに分かれています。

A8netはリンクコードから「target=”_blank”」を外すという方針となっています。

逆にレントラックに関しては設置済みのリンクコードに noopener 属性を追加することを推奨されていますね。

どちらが正解なのかはわかりませんので慎重にご検討ください。

なお、アフィリエイトリンクに関してほとんどのASPが改変(自分でリンクコードを変えること)は不可としています。

ですから今回の「target=”_blank”」を外すとかnoopener 属性を追加するというのも自己責任になります。

A8netやレントラックは案内が出ていますのでこの部分の対応しても問題なさそうですけどね。

それ以外に関しては基本的にはASPの案内を待つのがよろしいかと思います。

私も担当付いているASP数社には対応を訪ねてみましたが、まだ方針が決まっていないとのことでした。

なお、アフィリエイトに関係ないWEBページの場合にはどうするのも自由ですので上記2つの方法から選択することになります。

早めに対応しておきましょう。

target=”_blank”問題まとめ

今回は「全ウェブサイト運営者はチェック必須。【target=”_blank”】の使用には注意が必要」と題して【target=”_blank”】の問題について見てきました。

今までも問題があったタグですがスマホのセキュリティ対策が厳格になったことで露呈した形となっています。

自社のWEBサイトの【target=”_blank”】利用がどうなっているのか確認してみてくださいね。

私はワードプレスで自動で「rel=”noopener”」が付与されていますのでASPの方針待ちかな。。。。

最後まで読んでいただいてありがとうざいます。

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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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