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ロート製薬「DEOCO」の売れ方が面白い【デオコおじさん】

最近、どこの薬局でも品切れでなかなか買えない商品があります。

それはロート製薬の「DEOCO(デオコ)」というボディーソープです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)と間違えそうなネーミングですね(笑)

男の匂いを徹底洗浄するというコンセプトでヒットした「デ・オウ」の女性版として誕生しました。

そのDEOCOかなり面白い売れ方をしているのです。

今回はDEOCOの売れ方について見ていきましょう。

目次

DEOCOとは

DEOCO(デオコ)は大人女性の清潔感ある生き方を応援するブランドとして立ち上げられました。

すでに発売から2年が立つ商品で、現在ではボディーソープ、制汗剤などがラインナップされています。

男性向けのデオウが女性にも売れていることに着目したロート製薬がデオウの女性版として匂いに着目した商品を開発すべく研究を行いました。

その結果、女性が年齢を重ねることで「若いころの甘い香り」が減少することを発見。

その「若いころの甘い香り」をロート製薬がラクトンの香りとして再現したのです。

つまり、この商品を使うと「若いころの甘い香り」がするようになることが最大のウリとなります。

そのため、匂いを気にする30代から50代の女性をターゲットとする商品ですね。



デオコはどうして売れた?

今、DEOCOが品切れでなかなか買えないのは想定していない違う層が買っているからなのです。

当初は『オトナ臭』という言葉を使いテレビCMや口コミサイトなどを使って認知していました。

当然、ターゲットとしている30代から50代の女性が多く買ってくれていたそうです。

しかし、発売から1年超を過ぎてあるちょっとしたきっかけで瞬く間に噂が広がり購買層が大きく変わったのです。

それはDEOCOを使うとおじさんでも女子高生の香りになるとの趣旨のブログがバズったことがきっかけでした。

そのブログを見たおじさんがまたDEOCOを買う→ブログやSNSで言及し、さらに拡散するということが繰り返されたのです。

デオコおじさんというパワーワード

また、SNS上では #デオコおじさん というハッシュタグが出来たことも大きいでしょう。

「デオコおじさん」という言葉がさらにインパクトが強いパワーワードだったこともあり、テレビで取り上げられるなどどんどん話題が大きくなっていきました。

この影響はロート製薬の株価をかなり押し上げるレベルまで広がったんですよ。

これをみたおじさんはもちろん女性の注目も浴びたことで現在のバカ売れ状態を生み出したのです。

ロート製薬が仕掛けたマーケティング?

この売れ方はロート製薬が仕掛けたものなのでしょうか?

実際はわかりませんが、ロート製薬の反応をみていると全然違うようです。

ロート製薬の方も戸惑うターゲットであり、売れ方なんですね。

そもそもロート製薬では女子高生の香りという風には考えていなかったようです。

もしロート製薬が仕掛けたとしたらかなり凄腕のマーケッターがいることでしょう。

今後はの展開は楽しみでありつつも、怖いリスクも

今回のデオコのコンセプトは他の商品ラインナップに十分拡張が可能でしょう。

たとえば下記のよう商品を同じコンセプトでつくっても面白いでしょう

柔軟剤
シャンプー
リンス
汗拭きシート

かなり今回一気に地名度をあげたこと可能性が広がりましたね。

この辺りはロート製薬から見てかなり嬉しい状況です。

心配なのはDEOCO=おじさんのイメージ

ただし、いくつか心配な要素があります。

それはDEOCOを利用する人が増えれば増えるほどその匂いが女子高生ではなくおじさんのイメージになることです。

おじさんの匂い=DEOCO

という認識になったらブランドイメージはかなり劣化し逆に売れなくなるリスクが潜んでいます。

すでにツイッターなどではそのような話が出ていますね。

また、女子高生の匂いになりたいから買うというおじさんが気持ち悪いという声もたくさん出ていました。

その認識が広まるのもかなり怖いところがあります。

つまり、買うのが恥ずかしい商品になってしまう可能性もあるのです。

そうなってしまうとおじさんはもちろん本来のターゲットである30代から50代の女性も離れていってしまうかもしれませんね。

ダウニーのようになる可能性も

また、柔軟剤のダウニーのような感じになる可能性もあります。

この辺りも大きなリスクですね。

ダウニーは海外の柔軟剤で10年ほど前に日本に上陸。

柔軟剤で香水のような香りがつけられると大ヒットしました。

しかし、いい匂いであるのですが、結構強めの匂いであったことや、猫も杓子もダウニーを使うことでアンチも生み出す状態となってしまいました。

また、日本の同業者が柔軟剤で香りをつけるタイプの商品を日本人好みに改良した同様の商品を多数販売したことでどんどん下火になってしまったのです。

最近はあまりつけてらっしゃるかたは見かけないですね。(匂いでの判断ですが。。。)

まとめ

今回は「ロート製薬「DEOCO」の売れ方が面白い【デオコおじさん】」と題してロート製薬のDEOCOの売れ方について見てきました。

かなり特殊な売れ方をしたのがわかりますね。

自分たちに気づかないニーズがあってうまく発信すればそういうのに引っかかってくれることもわかる売れ方でした。

ただ、今後はDEOCOの売り方はブランドイメージ毀損のリスクもあることからロート製薬難しいだろうな・・って気がします。

どういう方向に進めていくのか注目したい所ですね。

ちなみに私も最近DEOCOおじさん化しています。

匂いに気づいても突っ込まないでくださいね(笑)

最後まで読んでいただいてありがとうざいます。

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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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