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マイナンバーカード(個人番号カード)を取得!【交付申請から受け取りまでの手続き】

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下記の少し前のブログにも書きましたが、住所が変わったことで住基カードの電子署名が無効になってしまい渋々マイナンバーカードを申請しました。そしてようやくマイナンバーカードを受け取りましたので交付申請から受け取りまでの流れを記しておきたいと思います。

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目次

マイナンバーカード(個人番号カード)とは


マイナンバー関連のカードとして少しややっこしいですがマイナンバー通知カードマイナンバーカードがあります。ちなみにさらにややこっしいですがマイナンバーカードと個人番号カードは同じものです。言い方が違うだけです。ちなみに市役所からの通知は個人番号カードという呼び名で統一されていましたが、内閣府のマイナンバーのWEBページだとマイナンバーカードという呼び名で統一されていました。呼び名は全国的に統一して欲しいものです・・・

通知カードはもうすでに送付されていますのでみなさんよほどのことがない限り受け取られていると思いますが、マイナンバー(個人番号)の書いたぺらぺらの紙(カード)です。対してマイナンバーカードはそれに写真等がつけられて身分証明書として使えたりやICチップが入ったちゃんとしたカードです。こちらは要申請ですが無料で作ることができます。

マイナンバーカード

マイナンバーカード総合サイトより

 

マイナンバーカードを作った方が良いのか?


マイナンバーカードは作成自体が任意です。そのため作ってない方が多く、実際にマイナンバーカードを作った方は29年3月時点で約8%とのことです。私の場合には電子申告に必要でしたので作りましたが、電子申告をされない多くの人にとってマイナンバーカードの必要性はどこにあるのでしょうか?

マイナンバーカードのメリット

マイナンバーカードとしては下記の4つが考えられます。

1.身分証明書として使える

2.マイナンバーを提出するときの書類として使える(別に身分証明書不要で一枚でOK)

3.電子申請ができるようになる(電子申告など)

4.住民票等をコンビニで出せるようになる

特にメリットが大きいのが3と4です。しかし、4の住民票等が出せるのは市町村によります。まだ対応している市町村はそこまで多くありませんが、もし自分の住んでいる市町村が対応しているならば作って損はないでしょう。住民票を出すために市役所に行って・・・となると岐阜市役所で手続きすると待ち時間が長いので一時間くらいは平気でかかることもあります。私も最高2時間待ったことがあります。それがコンビニで待ち時間なしで簡単に出せるのは本当に便利です。ちなみに岐阜市は住民票等のコンビニ出力にすでに対応しております。岐阜県内だと他に大垣市、恵那市、高山市、関市、可児市が対応しています。私の出身の美濃加茂市はまだのようです。

コンビニ対応市町村一覧

現在コンビニ出力で出せるのは下記の書類です。所得(課税)証明書も出せるのは意外でした。

住民票の写し

印鑑登録証明書

所得(課税)証明書

戸籍証明書

戸籍の附票の写し

マイナンバーカードのデメリット

特にマイナンバーカードを作ることにデメリットはありません。しいて挙げるなら身分証明書も兼ねていることで紛失した時にちょっと面倒だな。というところでしょう。

 

マイナンバーカードを身分証明書として使うときの注意点

メリットで書きましたがマイナンバーカードは身分証明書として使えます。しかし、自己防衛してもらいたいのが他に運転免許書など身分証明書を保有している場合は、そちらを優先して使った方が良いだろうということです。例えばどこかで会員証を作るために身分証明書を要求されたとします。もちろんマイナンバーカードは身分証明書ですから使うことは可能です。しかし、もし店員さんが悪い人だったら・・・

こっそりコピーされてしまえば悪用されないとも言えません。現状では悪用されることは想定しづらいですが将来のことも考えて極力不用意な提出は控えた方が無難だと思います。

 

マイナンバーカードの交付申請


マイナンバーの交付申請は4つの方法があります。

パソコンによる申請

スマホによる申請

写真機からの申請

郵送による申請

上3つは通知書が送られて来たときに一緒に付いていた申請書IDが必要になります。郵送の場合はなくても可能です。私の場合は申請書IDを間違えて捨ててしまったようで見つかりませんでしたので郵送で行いました。もし私と同様に申請書IDを無くされた方は下記の用紙を記入し郵送すればOKです。

手書き交付申請書

また、スマホや写真機はその場で写真を撮りますがパソコンや郵送の場合は写真をあらかじめ用意しておく必要があります。マイナンバーカードは10年使いますのでこだわる人は写真屋さんでとるのもいいかもしれませんね。

 

マイナンバーカードを受け取るまでの期間


交付申請してからマイナンバーカードを受け取るまでは市町村によりますが、それなりに時間がかかるようです。私の場合は3月上旬に申請して下記の「個人番号カード交付について(お知らせ)」が届いたのが4月12日でしたので約1月でした。ギリギリ確定申告に間に合わないかな?と思って申請したのですが甘かったです(笑)

マイナンバーカード受け取り

これは岐阜市の場合だけかもしれませんが、受け取り場所と日時が指定されていました。特に連絡せずともそれ以外の日時でも受け取れますが、その日指定の人が優先されるようです。運転免許書の更新日の指定と同じような感じですね。

 

マイナンバーカードを受け取り


マイナンバーカード受け取り

マイナンバーカード総合サイトより

個人番号カード交付について(お知らせ)が届いたら指定場所で受け取りできます。岐阜市の場合は最寄りの市役所支所でした。その際に下記のものが必要になります。

マイナンバーカードの受け取りに必要なもの

マイナンバーカードの受け取りの際に下記が必要です。(市町村により多少違う可能性があります)

○個人番号カード交付・電子証明書発行通知書兼照会票(同封されて来ます)

○個人番号カード交付について(お知らせ)

○個人番号カード「通知カード」

○本人確認書類

○印鑑(朱肉使うタイプ)

○住民基本台帳カード(持ってれば)

住基カードと通知カードはマイナンバーカードと入れ替えで回収となります。住基カードは記念に欲しいと言えばもらえるとの噂ですが私がマイナンバーカードをもらった時には特にその旨を聞かれませんでした。また、受け取り時に暗証番号を決める必要があります。4桁数字と6桁以上16桁以下の英数字をあらかじめ考えておくと良いでしょう。これは電子申告やコンビニで住民票を出す時に使います。

私も電子申告でハマりましたが6桁以上16桁以下の英数字は常に大文字なので覚えておきましょう。

 

マイナンバーカード受け取り時の待ち時間

待ち時間が長そうで嫌だな・・・という方も多いかもしれません。私の場合は待ち時間10分くらいと書類記入やパスワード設定など合わせて10分程度、合計で20分くらいで受け取ることができました。

 

マイナンバーカードの有効期限


マイナンバーカードの有効期限は

20歳以上は発行日から10回目の誕生月まで

20歳未満は発行日から5回目の誕生月まで

となっています。全く気にしてませんでしたが誕生日後にもらった方が少し期限が長いですね。

電子署名の有効期限は5年です。

 

マイナンバーカードまとめ


マイナンバーカードはまだまだ使い道は多くありません。しかし、国としてはどうしても普及させたい制度のようで色々なものと今後紐付けしてくるようです。申請から1月くらいかかりますので今後のことも考えて早めに申請しておくのがおすすめです。

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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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