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法定福利費:健康保険料の削減

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健康保険料の会社負担は費用の中でも大きな割合を占めるものとなります。

実はこれも削減する方法があるのです。

特に協会けんぽ(旧政府管掌)を使っている会社の方、必見です!!

あまり知られていませんが世の中にはいろいろな健康保険組合があります。

大企業の丸抱えの保険組合だけではないんです。

例えば

関東ITソフトウェア健康保険組合

通信機器産業健康保険組合

などです。

※各保険組合によって加入条件があります。

たとえば関東ITソフトウェアなら関東のIT系会社が加入条件となります。

(詳しくは健康保険組合に直接お問い合わせください)

 

まずこれらに加入すると何がいいのでしょうか?

一つ目が保険料が安くなります。

下の表は関東ITソフトウェアの例です。

このように一人の保険料の差は少しでも総額にすると大きな経費削減をすることができます。

また従業員の負担も減りますので給料がそのままでも手取りが増え喜ばれます。

 

二つ目として福利厚生が充実してます。

出産時や療養するときに給付を受けることができますがその金額も一般的に

健康保険組合の方が大きいです。

その他保険施設やレクリエーション施設なども健康保険組合の方が安く使えます。

中にはディズニーランドやUSJなどを安くいけるチケットが買えたりする

健康保険組合もあります。

 

このようにいいことづくめの健康保険組合の乗り換えです。

協会けんぽをまだお使いの方は早めにご検討ください。

 

協会けんぽ(全国平均)

事業主
負担
被保険者
負担
一般
保険料率
50.0/1000 50.0/1000 毎月
負担
介護
保険料率
7.75/1000 7.75/1000 毎月

関東ITソフトウェア健康保険組合

事業主
負担
被保険者
負担
一般
保険料率
42.5/1000 42.5/1000 毎月
負担
介護
保険料率
5/1000 5/1000 毎月
負担
  •  被保険者20人、平均の標準報酬月額380,000円、賞与等が7月支給分380,000円
    12月支給分380,000円の事業所を仮定した場合

    協会けんぽ 当健康保険組合 差額
    被保険者の
    一般保険料<個人分>
    月額 19,000円 16,150円 2,850円
    賞与等
    (7月、12月計)
    38,000円 32,300円 5,700円
    年額 266,000円 226,100円 39,900円
    事業主の
    一般保険料<20人分>
    月額 380,000円 323,000円 57,000円
    賞与等
    (7月、12月計)
    760,000円 646,000円 114,000円
    年額 5,320,000円 4,522,000円 798,000円
    事業主+被保険者全員の
    一般保険料
    月額 760,000円 646,000円 114,000円
    賞与等
    (7月、12月計)
    1,520,000円 1,292,000円 228,000円
    年額 10,640,000円 9,044,000円 1,596,000円
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この記事を書いた人

岐阜県岐阜市在住、美濃加茂市出身で岐阜県・愛知県を中心に活動させていただいている経営コンサルタント(中小企業診断士・社会保険労務士)。財務面のみならず、WEBマーケティング、人事、労務、価格改定、管理会計など経営全般の改善を行うコンサルティングを行っている。セミナーでは全国の商工会議所、商工会、中央会、法人会、各種団体、企業様などで、のべ700箇所以上、25,000人以上、47都道府県すべてで登壇実績があり難しい制度をわかりやすく伝えるセミナーには定評がある。また、金融系WEBサイトを新規で立ち上げ、企画から制作、運営まで一人で行い年間1,000万を超えるアクセスを集める人気サイトに育てるなど幅広く活躍している。

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